N 嬢 (関連ブログ11/7)のお父さんの確定申告書を作った。彼女の父上は年金生活者だが、年金から源泉徴収がされている為、確定申告で医療費控除を申請すると幾らか税金が還付される。

 確定申告の方法も I T 化されてずいぶん様変わりした。以前は全て “ 手書き・手計算 ” で申告書を作ったが、最近では自宅にいてインターネットを介して申告書が作成できたり、申告や納税ができる(e-tax、イータックス)ように成っている。

20110224 拙僧は何年か前から確定申告の際には、国税庁のHPにアクセスして 『 申告書作成コーナー 』 を利用している。収入データや控除データを入力すれば全て自動計算されて申告書が出来上がる。税の計算方法や制度改正など知らなくても、国税庁のサーバー内のプログラムが間違いなく申告書を作ってくれる訳である。あとはプリンターで申告書(提出用・控用)や計算書等を出力し、関係機関に持って行くか郵送するだけだ。

 ところでN嬢の父上だが、優に80歳を超えた高齢者である。失礼だが、他に収入は無く、特に高額の年金を受給している訳でも無い。このような高齢者の年金からも所得税(国税)を徴収する今の税制(国)ってどうなんだろう?
 しかも “ 30万円もの医療費を支払った” にもかかわらず、源泉徴収税額(所得税)の一部しか還付されないってのは、国税と言うより “ 酷税 ” では無いだろうか?

 菅総理!どう思われますか?
 『 私はその辺はウトイものですから・・・』 ですか?