薄曇りではあったが暖かな日だったので愚妻と共に散歩に出た。最近は拙宅より南の地域を歩いていたので、今日は久しぶりに北へ向かって歩いてみた。拙宅から北に1.5km程歩くと市のスポーツ施設がある。北の散歩コースを歩くときはいつもこのスポーツ施設の南端が折り返し点と成っているのだが、“今日は20110225-1施設の外周も廻って見よう ” と言うことになった。 400m 弱の外周には修景木が植えられている。
 外周の南面を歩いていると、突然愚妻が何種類かの修景木の中のひときわ貧弱な木を指差して、
 『 ねぇ!ねぇ!! この木知ってる?』 と拙僧に聞いてきた。
 樹名板には “ ナンジャモンジャ ” と書いてある。
 『???ナンジャモンジャ?知らん!ふざけた名前だ・・・ 』
 落葉樹なので今は幹と枝だけである。どんな葉が出てどんな花が咲くのか全く分からない。
 “ ナンジャモンジャ ” って、どんなもんじゃ?

 帰宅してから調べてみた。
 和名は “ ヒトツバタゴ ”、 学名(長いので省略)はギリシャ語で “雪の花 ” を意味するらしい。
 中国が原産。中国、台湾や朝鮮半島、国内では対馬、木曽川(岐阜県)、愛知県などに “ 隔離分布 ” 20110225-2という珍しい分布形態をとる樹木で、緑の葉の上に雪が積もったように白い花を咲かせるそうである。
 “ ナンジャモンジャ ” の語源は、『(珍しい木だが)、何と言う物だ?』 が変化して “ ナンジャモンジャ ” に成ったというが・・・どうだろう?
 
 当地では 5 月中旬ころに開花するらしい。
 “ ナンジャモンジャ ” って、どんなもんじゃ?
 開花が待ち遠しい。