拙僧は “ 磐田市福田 ” に住んでいる。“ いわたし ふくだ ” では無く、“ いわたし ふくで ” と読むのだが、どう考えても “ ふくで ” だなんて読めるわけが無い知らない人はみんな “ ふくだ ” と読む
 以前、他県で初対面の人と名刺交換をした際に、 “ ふくで ” と読んだ人がいて驚いたことがあったが、聞けば転勤で浜松市に何年か住んでいたとのことだった。

20110304-1 昨日のことだが、Yさん
関連ブログ11/10)からメールが入っていた。着信は前日の22時20分だ。開けてみると、『 〇〇〇・・新たに開店!』 のタイトルが目に飛び込んだ。Yさんが銀座にお店を開店すると言う。
 開店は今日の19時だ! 生花を贈ろうと思い、急いで 『 花キューピット(東京本部) 』 に電話を入れて発注した。電話を受けた 『 花キューピット 』 の “ S ” と言う男性オペレーターが、『 お客様のご住所を、郵便番号から教えて下さい 』 というので郵便番号を伝えると、先方の受注システムに入力したらしく、『 いわたし 
ふくで ですね?』 と確認してきた。
 “ ふくで ” と読んだことに拙僧は驚いて、『ふくで ってどうして読めたんですか?』 と尋ねると、Sさんは 『 私、磐田市の出身なんですよ』 との返事だ。急に親近感が沸き、余計な話までして発注を済ませた。

 発注を済ませ、S さんが “ ふくで ” と読んだので驚いたことを愚妻に話すと、『 だって郵便番号を教えてあげたんだから、むこうは郵便番号検索で「磐田市福田」って出るもの誰だって分かるじゃん!』 との返事。・・・相変わらず話の本質を理解できていない・・・。
 
長男の嫁ならこの話の本質(意外性)が分かるだろうと、今度は愚妻と嫁の二人の前で、先ほど愚妻に話したのと同じ口調と言葉で、再度話して聞かせた。

 『 えっ? すぐに “ふくで” って読めたんですかぁ~?』 と嫁が反応したので、拙僧は “ 待ってました! ” とばかりに、『それがね、偶然にも S さんは磐田市の出身なんだって』 と “ 落ち ” を話した。
 
 
『 あっ、それで “ふくで” って読めたんですね 』 と嫁。
 『 偶然にぃ~? 面白いねぇ~!』 と愚妻。どうもまだ話の本質からズレている。

 拙僧としては素直に笑えない、面白い話である。