今年の1月13日(火)、1月25日(日)、4月19日(日)、7月24日(金)、8月5日(水)、10月28日(土)。
 これら “六つの日にち” を見て、すぐに 「○○の日だ」 とお判りになる方は少ないと思う。
 それでは、これら “六つの日にち” から 7月24日(金)と 8月5日(水) の二日を抜き出して、「これは今年の何の日?」 と聞けば、 「○○の日!」 と答えることの出来る人は多いのでは?
 まわりくどい言い方をしてしまったが、実は列記した六つの日は今年の “土用の丑” の日である。
 「えっ? “土用の丑の日” ってそんなに沢山あるの?」 と思われるかも知れないが、暦(五行)で定められた “土用の丑の日” は沢山有るのである。
  “土用の丑の日” とは、季節が立つ(立春・立冬・立秋・立冬)日の “前(約)18日間” の事を 「土用」 と言い、これらの期間内にある “丑の日” を全て “土用の丑の日” と言うことから、「沢山ある」 ということなのだ。
 「夏の」 土用の丑の日に、“鰻の蒲焼” を食す習慣がある。
 この習慣は、「夏の暑さで消耗している体力を、滋養効果の高い鰻を食すことで回復させる」 と言う名目で、平賀源内が仕掛けた「鰻販売増加作戦」 だと言われている。
 鰻の旬は実は冬。鰻の消費量が落ち込む江戸時代の夏に、消費増加策として平賀源内が仕掛けたものらしい。

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【 昨日、鰻屋さんに行ったので “土用の丑” と “鰻” を記事に。 (スマホ撮りです。m(__)m)】

 まぁ、そんなことはどうでも良いとして、鰻はいつの季節に食しても美味しいよね!
 刺身(特別な前処理が必要)を醤油やポン酢で、白焼きを生姜醤油やワサビ醤油で、もちろん蒲焼も良い。


 いずれも、菊姫の純米山廃のようなガツンとくる日本酒に合うね。 (^_^)ニコニコ