震源から遠く離れた所で震源の近くよりも強いゆれが発生する、 “異常震域” という現象がある。
 原因は、地盤の違いや上部マントルの地震波速度構造の違いによるらしい。
 その “異常震域現象” を伴った紀伊半島沖地震(リンク貼ってあります) が、2003年のきょう(11/12)発生している。
 紀伊半島沖が震源のM6.5の地震で、紀伊半島でのゆれは小さかったものの、遠く離れた福島県・茨木県・栃木県で震度4が観測された。
 原因は判っていても、拙僧たち素人にとっては実に不思議な現象である。
 下の図は京都沖地震(2007/7/16)で発生した “異常震域現象” を表したものだが、遠く離れた北海道浦幌町で震度4を観測している

京都沖地震
【 京都沖地震(2007/7/16)でも “異常震域現象が”。 北海道浦幌町で震度4を観測。 】

 で、話を紀伊半島沖に戻すが・・・、
 最近の様子をみると、
 ヤバイ気がしてならない。

 “東南海地震” である。 
 予知できるかな? 


 して欲しいけど・・・。