きょうは今年の “冬至”
 “一年で昼が一番短い日” である。
 この日を境に昼が長くなって行くことから、太古の昔にはこの日を “一年の始まりのめでたい日” としていたということだ。
 また、昼が長くなることを 「太陽の力が強くなる」 と考え、「一陽来福」 と言って、この日を境に “運が上向く” とも考えられていたようである。

夏至
【 夏至の日の太陽と月の方向(富士山起点)。赤:日出、茶:日の入、黄色:月の出、緑:月の入 】

冬至
【 夏至の日の太陽と月の方向(富士山起点)。赤:日出、茶:日の入、黄色:月の出、緑:月の入 】

 で、“めでたさ” とか、“運” がどうか?とかは客観的な検証が難しいので、
 “一年で昼が一番短い冬至” と、“一年で昼が一番長い夏至” では昼の時間にどのくらいの違いがあるのか調べてみた。

 雲水庵をポイントにして、今年の夏至(6/21)の “日の出と日の入り” の時刻を調べると、
 日の出が4時36分で、
 日の入が19時06分だった。

 一方、今年の冬至であるきょうは、
 日の出が6時52分、
 日の入が16時42分だ。

 ということは、
 夏至の昼間は14時間30分
 冬至の昼間は9時間50分となる。
 そしてその差は、
 ナント4時間40分


 この差は大きいね!
 日本の経済活動にも、


 拙僧の飲酒時間にも。