今年も “雲水のひとりごと” をご覧いただき有難うございました。
みなさん、良いお年をお迎えください。 【 雲 水 】
みなさん、良いお年をお迎えください。 【 雲 水 】
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きょうは大晦日。
2016年もいよいよ今日一日限りとなった。
みなさんも拙僧同様に、“悲喜交々(ひきこもごも)” の2016年だったのでは?
“喜々交々” ってのが一番いいんだけど、神様はそんなに甘くないね。
調子に乗って浮かれていると、神様はバチを当ててくる。
たとえば拙僧の場合は、“片鎖骨+肋骨7本骨折” のように。 ・゚・(ノД`;)・゚・
で、話を 「大晦日」 に戻すが、
大晦日の夜のことを “除夜” という。
かつて除夜は、一年の神である 「歳神」 を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があったのだとか。
また、昔から現代に続く習慣では、除夜には各家庭で年越し蕎麦が食べられ、寺では除夜の鐘が撞かれる。
この “除夜の鐘” だが、108回撞かれ、その “108” とは人間の “煩悩” の数であるという説は皆さんご存知のことだと思うが・・・、
その煩悩を因数分解?してみると、
眼(げん:視覚)・耳(に:聴覚)・鼻(び:臭覚)・舌(ぜつ:味覚)・身(しん:触覚)・意(い:意識)の六根のそれぞれに、苦楽・不苦・不楽があって18類。
この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん)があって36類。
この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となる。
またこれとは異なる説として、
月の数12、
二十四節気の数24、
七十二候の数72を足した数が108となり、
“108とは1年間を表している“ という説も。
108の根拠はともかくとして、今夜は除夜。
一年を締めくくる夜であり、
新しい年を迎える夜でもある。
「新しい年、2017年が良い年でありますように。」
そう願いながら、除夜を楽しみましょう。 ヾ(=^▽^=)ノ