愚妻が百貨店の物産展で買って来てくれた “豚足煮(醤油)”
 お店(製造販売者)の名称からネットで調べてみると、有名通販サイトでの販売や、大都市をはじめ全国各地のデパートで行われる物産展に赴き、出張販売をしている会社だった。
 本拠地(地元)では、お店も構えているらしい。
 TV でも何度か紹介されていることも判った。
 そのアクティブな営業展開に、“有名なお店みたいじゃん・・・、きっと美味しく煮てある豚足なんだろうなぁ・・・” と、拙僧の期待は “イヤでも” 膨らんだ。

豚足煮
【 色を見れば充分に味が染みているように思えたが。 とにかく煮込みが足りない。】

 やがて晩酌が始まり、最初に、待ってましたとばかりに “豚足煮” にかぶりついた。
 “固っ!”
 拙僧が想像していた “豚足煮” は、トロットロッに煮込んであり、骨と身がポロッと離れ、身は口に入れると舌で切れるほどに柔らかい “豚足煮” だったが・・・、
 固くて腱や筋が歯にはさまる。

 食いちぎって口に入れ、噛んでも身に味が染みていない。
 仕方なく “味塩胡椒” を振り掛けて食した。

 これなら、拙僧が煮る “豚足煮” の方が絶対に美味い。
 食感も、味も、絶対に拙僧の方が良い。

 拙僧は商売で煮る訳じゃないので、原価・売価は関係ない。 
 煮込みにはニンニク、生姜、葱、お酒、ミリンなどを “ふんだんに” 使うし、 
 手間暇を充分に掛ける。 

 だから美味いよ~! 
 拙僧の煮た “豚足” 。 m(__)m