朝起きてPCを開くと、Amazon から商品の “配達(予定お知らせ)メール” が届いていた。
 “今日中の配達予定” だそうだ。さいわい今日は “留守” する予定はないので先ずは “一安心” をした。

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  “一安心” とは大袈裟かも知れないが、日頃から宅配を多用する(部類の)拙家では、“宅配ボックス(専用ポスト)” の設置を検討しているほど “再配達の依頼” を申し訳ないことだと思っている 。
 理由は言うまでもなく、“不在による再配達” が宅配ドライバーさん達の業務増加の最大の原因であり、ドライバーさん達の過重労働の要因になっているからだ。

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【 戸建て住宅用の宅配ボックス「COMBO」:Panasonic 】

 ドライバーさん達が会社に、「これ以上配達を増やすな(受けるな)」 と労働現場の過酷な実情を訴え、会社が世論の批判を浴びたことにより、最近では業務・待遇が改善の方向に進んでいるようだが・・・。

 Panasonic が、こんな実証実験を行ったことをご存知だったろうか?(同社HP news releaseより)
 『パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、福井県あわら市の進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、あわら市在住の共働き世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」を2016年11月より開始。2016年12月~2017年3月末の実証実験をまとめた最終結果報告では、宅配ボックス設置により再配達率が49%から4ヶ月平均で8%に減少しました。それにより、約222.9時間の労働時間の削減、約465.9kgのCO2削減となりました。』
 下の表は、実証実験結果の概要である。
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 再配達が “6分の1” にまで減少したという “宅配ボックス” の
効果の大きさには驚かされた。
 これからの社会は、今まで以上に宅配の需要が拡大して行くと思われる。
 そう考えれば、ユーザーの在宅状況にもよるが、“宅配ボックスの設置” を推進して行くことが必要なのでは?

 と、ここまでは誰もが思うことだろうが、 
 如何にせん、宅配ボックスは高価すぎる。 

 ぜひ、公共の “補助制度” を。 m(__)m