静岡県では、きょうから夏の交通安全県民運動(7/11~7/20)が始まった。
 当市では、各地区ごとに “早朝街頭指導” が実施され、拙僧も当地区の実施会場へ出向いた。

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【 当地区は60人以上が参加。 】

 “街頭指導” の時間帯は、午前7時15分~7時45分までの30分間。
 時間帯からも判るように、通勤・通学途中の人たちに “交通安全” を訴えることが最大の目的である。しかし当地区では、もう一つの目的を持ってこの “早朝街頭指導” を行っている。

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【 この先頭集団の声のデカかったこと。明るく元気な顔と声で、挨拶をしてくれました。】

 その “もう一つの目的” とは、小学生たちに対する “挨拶運動” だ。
 大人たちから通学する子供たちに声をかける(挨拶する)ことで、子供たちに地域とのつながりを感じ取ってもらい、地域活動への参加意欲を養ってもらいたいとの目的で行っているものだ。

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【 上と同じ集団。立っている大人に、自分たちから挨拶するのが楽しそうで。 】

 ところが・・・、
 いつもそうだが、“挨拶を返せる子供は半分以下” である。
 “恥ずかしい” とか、“大きな声が苦手” とか、性格が起因しているケース(子)もあるだろうが、
 それ以外の理由として、拙僧なりに “思うところ” は幾つかある。
 細かな原因(理由)は別として、ザックリ言ってしまえば “親” だろう。

 今朝、挨拶を返せなかった子供の中に、
 拙僧が気(心配)になった子が4人(男子3人・女子1人)いた。
 それぞれの顔に、子供特有の “陽気” が観られず、
 疲れ切った大人のように沈んで、無表情な顔。
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【 この集団も、とても良い笑顔で挨拶をしてくれました。 】

 この際、あの子たちは挨拶なんか二の次で良い。 
 それよりも早く、顔に子供らしい “陽気” を取り戻して欲しい。 

 “たまたま、今朝だけの事”、だったら良いのだが・・・。