きょう(AM 10:20)、雲水庵に宅急便が届いた。
 宅急便といっても梱包の大きさは単行本(B6判)程度の小さな物で、中身は “DVD” である。

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【 拙僧のスマホと比べて “この程度の大きさ”。】

 DVDのタイトルは、『男はつらいよ 第28作 寅次郎紙風船』HDリマスター版だ。
 このタイトルがきょう届いたことで、拙僧は “男はつらいよシリーズHDリマスター版(全48巻+特別編)” の全てのタイトルを揃えることができた。
 実は、HDリマスター版でない旧シリーズ(アナログ映像をDVD化したもの)は既に全巻持っていたのだが、一度HDリマスター版を観てしまったことでその画面の明るさや色の鮮やかさに “心奪われ” てしまい、「今までのヤツはダメだ!HDリマスター版に全巻買い替えだ!」 ということになったしだいである。

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【 約半年かけて蒐集完了。】

 なぜ拙僧がそこまで 『男はつらいよ』 という物語(映画・DVD) に ”心惹かれるのか?” だが、その理由はいくつかある。
 全てを挙げたら長くなるので一つだけその理由を・・・。
 『男はつらいよ(第1作)』 は1969年(S44)の8月27日に公開されている。この年はアポロ 11号が月面着陸を成功させ、東大安田講堂が落城した年であった。
  そして1995年(H7)の12月23日に最終作(第48作)が公開された。阪神淡路大震災が発生し、地下鉄サリン事件が起きた年である。
 この間、拙僧の年齢は17歳~43歳。

 “寅さん” は御存知のとおり “風の吹くまま気の向くまま” に全国を旅し、物語ごとに寅さんが訪れる土地土地の風俗や風情が “さりげなくも的確に” 映画に表現されている。
 作品がつくられた年の “世の中の出来事” と共に、作品ごとに映し込まれた当時の土地土地の風俗や風情が、拙僧には “何とも懐かしく”、“何とも貴重で”。

 少なくとも拙僧の17歳~43歳の間の思い出が、 
 『男はつらいよ』 の全巻にリンクしていることが大きな理由かな・・・。 
 アッ、そうそう、寅さんほど多くはなかったけど・・・、 


 本当にチョッピリしか無かったけど、 
 マドンナの想い出 (* ̄∇ ̄*)エヘヘ