雲水庵の玄関脇に、直径25cmほどの白いプラスチック鉢が置いてある。
 最近になって置いたものだが、この鉢の中には “痩せこけて貧相なパンジー” が一株植えられている。
2
【 玄関脇の直径25cmほどの白いプラスチックの鉢に 】

 この鉢にパンジーを植えたのは “孫チャンⅠ”
 半月ほど前になるが・・・、
 前年の種がこぼれ、今年になって芽を出し、花壇の隅に自生しだした小さなパンジーを “孫チャンⅠ” が見つけた。
1
【 痩せこけて、実に貧相なパンジーが 】

 「踏まれたり強い風で折れたりしたら可哀想だから別の所に移してあげようよ!」 とバアバに訴え、今のような環境に。
 日々元気に成長していて、今後 “どれだけ花を増やすか?” 拙僧も楽しみなところである。
3
【 ◯も、長鉢内で大きな株と株の間に埋もれて成長できなかったものを移植。その後順調です。】

 ところで “孫チャンⅠ” のこの行為(感情)は、多分拙僧の DNA の現れだと思う。
 拙僧も今までに、前年栽培した野菜の種がこぼれて翌年に成って “自生しだした” 株を移植し、特別に手を掛けて育てた(収穫した)ことが何度もある。

 このまま枯れたら可愛そう。
 これがうまく育ったら儲けもの。
 お前の根性(生命力)が気に入った。
 「種→発芽→成長→実→種→再生」 に敬意。
 拙僧はそんないろんな思いから移植などの行為に及ぶのだが・・・。
 はたして “孫チャンⅠ” はどんな思いから?

 そんなことで拙僧は昔から、 
 植物の枯れそうな株を丈夫にし、大きくし、 
 増やすのが好きであり、得意でもある。 

 でも、なんでアレは増えないの? 
 資産株。