32年前(1986年:昭和61年)のきょう4月26日、旧ソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で、それまで操業停止中だった4号炉が爆発するという未曽有の原発事故が起きた。
 この事故は、国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類され、全世界の人々を震撼させた。
 世に言う 「チェルノブイリ原子力発電所事故」である。
 この事故の詳細については、上に Wikipedia へのリンクを貼っておいたのでぜひご覧いただきたい。

 そして 「チェルノブイリ原子力発電所事故」 から25年後の2011年3月、今度は日本の福島第一原発でレベル7の大事故が発生した。
 "東日本大震災" が誘発した原発事故だったとは言え、国や東京電力は事故後の対応や対策に右往左往し(当時の内情は多くの本や、映画などで知ることができる。)、地元民や国民に大きな不安感と不信感を抱かせてしまった。

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【 テトラポットの一角一角が、“何か” に見えませんか? そして背後には。 】

 きょうのブログ記事で原発に関して書きたいことは沢山あるが、長くなるので一つだけ。
 福島第一原発の汚染水(冷却水)は流され続け、その汚染水の処理方法は未だに確立されていない。現在でも日々流出する汚染水を容器に入れ、野積みしておくだけだ。
 今のこの瞬間も、汚染水の容器は増え続けているのだ。

 それでも現政府は “原発の再稼働を進める” と言う。
 人類がコントロールできないものを、
 どうやって安全利用出来ると言うのだろうか?
 拙僧は、チェルノブイリや福島の原発事故を教訓に、
 日本は ”脱原発” に一日も早く舵を切るべきだと思っている。

 観えるんだよなぁ、 
 地元の海岸から原発が・・・。 


 すぐ近くにさ!!!  <`ヘ´>