少々長いけど、先ずは読んでくだされ。 m(__)m
 『 場所は米ロサンゼルス近郊の某大学の図書館。
その図書館の一室に、図書カードを保管する為の今は使われていない部屋があった。
 その部屋には、昔の日本の薬問屋にあったような、口が小さく奥の深い抽斗(ひきだし)が壁面にたくさん造り付けられている。

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【 石谷さんのツイートより 】

 その全ての引き出しを開けてみると、一つの抽斗以外は全て空っぽ。
 そして一つの抽斗にだけ一枚の “紙切れ” が入っていて、その紙切れには
 「もしあなたがこれを読んでいるなら、タイムトラベルが存在することが証明された。」
との文字が。そしてそこには 2085 年 4 月 4 日 の日付と電話番号が。

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【 石谷さんのツイートより 】

 その番号に 「あなたはタイムトラベラーですか?」 とテキストメッセージを送信すると、「肯定も否定もできない」 という返事が返ってきた。』

 この話は、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の日本人エンジニア石松拓人さんという人のツイートを拙僧がまとめて書き直したものだ。
 そしてこの一連のツイートにはさまざまな反応が寄せられ、その中でも石谷さんが特に関心を持ったのが、
 『 RADWIMPS の曲 「me me she」 の歌詞に 「暇つぶしがてら2085年まで待ってるよ」 という一節があり、2085年4月4日は同バンドのリーダーでギターの桑原彰さんの100歳の誕生日である。』 という指摘で、
 この指摘に石谷さんは、『RADWIMPSがブレイクするきっかけとなった映画 「君の名は。」 も時空を超えたストーリーだったので、偶然の一致というか縁を感じました。』
とコメントしている。

 拙僧は、この話に “喰いつく人” と “喰いつかない人” はハッキリ分かれると思う。
 拙僧は後者だった。
 タイムトラベルという “お題” は、拙僧としては本来 “喰いつくお題” だったのだが・・・。

 どうして今回は “喰いつかなかったんだろう” と考えてみた。
 やはり拙僧が興味を失した決定的な部分は、テキストメッセージの送信に返信があったことだ。
 現代の通信手段が、67年後の通信手段と供用性を有している?

 有り得ない。それが事実なら、今までの拙僧には未来の友人知人たちから既に数知れないほどたくさんの、“怨ディスメール” が届いている筈だ。
 今回の話は誰かのイタズラに違いないのだが、石谷さんとしては、たまたま自身の身に関わって来たちょっと面白い(ロマンのある)誰かのイタズラが、どれだけ多くのリレーションに発展していくのだろう?という科学者らしい視点からこの記事を扱ったのではないだろうか?

 たしかにロマンがあるね、 
 未来の人とのメール交換。 


 ディスメールは嫌だけど。 φ(.. )