ついに開幕した 「2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会」 だが、いくら開催国で “乗っている” とは言え、ロシアがサウジアラビアに “5ー0” で大勝したのには驚いた。
 ロシアがこの勝利で更に調子に乗り、今大会の “台風の目” になることは間違いないのでは?

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【 試合終了直後のロシア選手たち。 YouTube 動画からキャプチャー。 】

 ところで開幕したばかりなので、参加(各国)チームの “成績予想” が盛り上がっている
 成績予想と言えば、過去には犬や猫や、はたまたタコまで出てきて勝敗を予想してくれていたが、この記事で取り上げるのは人間がした予想
 しかも権威のある二つの機関の予想を紹介する。
 何故この二つを取り上げたか?と言うと、それぞれに権威のある機関ではあるが、日本チームに対する評価がかなり異なっているからだ。

 まず一つは 「ウィリアムヒル」 の予想 (といっても、ファンが賭けた結果が大きく反映するが)。
 この 「ウィリアムヒル」 は英国最大の大手ブックメーカー (賭け屋) の一つで、ロンドン証券取引所に上場されているれっきとした企業 (1934年設立) である。
 この 「ウィリアムヒル」 は、日本が属する1次リーグH組 (4か国4チーム) の中から、決勝トーナメントに進出する “予想オッズ” を次のように発表した。
 【 H組 各国(チーム)オッズ 】
 1.コロンビア:1.36倍
 2.ポーランド:1.57倍
 3.セネガル:2.25倍
 4.日  本:3.00倍
 これによると、H 組はコロンビアとポーランドが決勝トーナメントに進出する予想 (オッズ) だ。
 また日本の初戦コロンビア戦は、日本勝利が5.5倍、コロンビア勝利が1.67倍、引き分けが3.6倍で、これも日本の評価はかなり低い結果である。
 さらに今大会の “優勝チームの予想オッズ” は、
 1.ブラジル:5倍
 2.ドイツ:5.5倍
 3.フランス:6.5倍
 4、スペイン:7倍と続き、
 23.日 本:251倍という結果 (2018/06/12-21:25時点) だった。

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【 「ウィリアムヒル」 のオッズに反してここに日本が! 無理かな? 】

 次に紹介するのは、イギリスのスポーツデータ会社 「オプタ」 の予想。
 この会社は英国に本拠を置く国際的なスポーツ分析会社で、各リーグから放送局​​、賭博のウェブサイトに至るまで、70カ国、30スポーツのデータを提供している会社である。
 前者の 「ウィリアムヒル」 が、一般の人たちの掛け率(人気?)から導かれた結果であるのに対し、この 「オプタ」 は徹底したデータ解析に基づいて導かれた結果 (予想) であるといえる。

 今大会のデータ解析は、過去の実績に基づく攻撃力と守備力で算出。ここ4年間に行われたW杯予選、大陸内トーナメント、親善試合などが分析の対象。
 また2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会での予想データと結果も参考にされているという。
 更に、ホスト国や地域の優位性(まさに今回のロシアの大勝?)などの 『W杯特有の変数』 も考慮されている。

 さて、そんな 「オプタ」 の現時点での予想は、
 【 H組 各国(チーム)が勝ち抜く確率 】
 1.コロンビア:55.0%
 2.日   本:51.8%
 3.ポーランド:47.7%
 4.セネガル :45.6%
 ('▽'*)ニパッ♪

 さらに今大会の優勝確率上位チーム (国) は、
 1.ブラジル:13.2%
 2.ドイツ:
10.7%
 3.アルゼンチン:10.1%
 そしてナント、
 10.日 本:2.2%
 と予想しているではないか。 (つд⊂)ゴシゴシ
 しかも11位は、
 あのイングランドだぜ! (゚∀゚)アヒャヒャ

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 さて、以上のとおり権威のある二つの機関の予想を紹介したが、あなたはどちらを?
 拙僧は人気 (掛け率) の前者より、データの後者を支持するが・・・。

 それに国内では 「年功序列チーム」 と揶揄されているが、 
 ベテランを甘く観ちゃいけないよ!過去の経験を振り返っても、 
 ビッグマッチに成ればなるほど、 

 ベテランって 
 良い仕事をするからね。ヾ(=^▽^=)ノ