さあ、いよいよポーランド戦だぞ!
 FIFA W杯予選 H 組の二試合(23:00~)が今夜行われ、決勝トーナメント進出の2チーム(2ヵ国)が決定する。
 国内では TV を中心に、「(Vsポーランド)引き分け以上で決勝トーナメント出場決定」 などと楽観ムードを煽っているが、拙僧は “イヤイヤまだ薄氷の上だぞ” と心配をしている。
 その理由は・・・、
 ポーランドは3大会ぶりのW杯出場だが、前回の出場(2006年ドイツ大会)、前々回の出場(2002年日韓大会)とも、今大会同様初戦と第2戦を落としたものの・・・、
 最終戦はいずれの大会もしっかり勝利を収めている。
 ポーランド人は、「予選敗退が確定したからもう残りの試合はどうでもイイや」 などとは考えず、「なんとか一矢報いよう!」 と考える真面目な国民性のようだ。
 その国民性は日本人と共通していて、リスペクトに値するし親近感も感じるが・・・、
 こと今回のこのケースでは、ナンカ嫌な感じがするデータでしょ!?

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【 拙僧は乾選手の活躍に期待をしている。 sportsnaviより 】

 では、日本はポーランドに負けたら “予選敗退決定” か?と言えばそうではない
 日本がポーランドに敗れた場合でも、セネガル Vs コロンビア戦の結果に依っては予選を突破することができる。
 その辺を整理すると次のとおりだ。
 ・セネガルがコロンビアに勝利 ⇒ 日本は2位で通過。
 ・セネガルがコロンビアと引き分け ⇒ 日本は3位で敗退。
 ・コロンビアがセネガルに勝利 ⇒ 日本とセネガルの得失点差の争い(得失点差以降は総得点→フェアープレーポイント→抽選の順)。

 ここまで書いて、更にネガティブに成らざるを得ない過去の出来事を。
 1996年のアトランタ・オリンピックのことだ。
 西野朗監督率いる日本チーム(U-23)は、おおかたの予想を覆してブラジルに勝利(1-0)した。
 俗に言う "マイアミの奇跡" と呼ばれる一戦である。
 この一戦で日本の評価は一気に上昇したが・・・、
 結果は2勝1敗で勝ち点6を獲得したものの、得失点差で決勝トーナメントに進むことはできなかった。

キャプチャ1
【 レバンドフスキをどこまで封じ込めることができるか? sportsnaviより 】

 などと、ネガティブなことを書き連ねたが、
 ポーランドは足がウィークポイントだ。
 コロンビアが観せてくれた 「ポーランド崩し」 は、日本にとっては非常に良いお手本である。

 今まで以上に走り回れ! 
 そして拙僧に、 


 深夜の美酒を! m(__)m