気候と雲水

 拙僧、周りからは “酔いどれ雲水” とも、“平成のスーダラ雲水” とも言われている極めていいかげんな修行僧?でござる。
  「何を修行しているの?」って?  ん~ん ・・・、  えぇ~と・・・、  まぁ~・・・、  いろいろでござる。
 とにかくあんな話、こんな話、いろんな話を記してみようと思ってござる。
                                       _/_/_/_/_/ 2010/3/25 【雲水】 _/_/_/_/_/

梅雨に入る前に   ・・・ 薄暑 ・・・

 “薄暑(はくしょ)” という言葉がある。
 “薄く、暑い” という文字から解るように、
 「暑さは感じないものの、天気の良い日中に屋外で身体を動かすと、“うっすら” と汗ばんでくる」
 そんな時季を指す言葉である。

 初夏の季語にも成っていることから、江戸時代以前から多用されていた言葉だと思いきや、実は大正の時代あたりに定着しだした言葉だそうである。
 
 「 青空の 中に風ふく 薄暑かな (松瀬 青々)」

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 今、まさに “薄暑”。
 新緑が萌え、
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 アジサイが梅雨(つゆ)に備えて芽吹き、
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 清流には鮎が・・・。
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 “薄暑”。 
 “再生” を実感することが出来る “明朗な季節”。 
 極めて短い季節ではあるが、 

 梅雨に入る前に、 
 少しばかり “お外で遊ぼう”。 ('▽'*)ニパッ♪ 

躊躇しちゃうでしょ?   ・・・ 体感温度 ・・・

 例年ならこの時季に成ると、“ヤレ、旅行だ!” とか “ヤレ、花見だ!” だとか、気持ちが外に向いて “浮かれ気分” になるのだが、どうも今年は・・・。
 その理由は、今年の異常なまでの強風(当地)である 。
 雲水庵は河畔にあるので元々は風の強いエリアだが、今年は特別だ。
 例えば “きょう” のアメダスの観測データ(12時00分)を例にとると、
 快晴(日照時間:60分/60分)
 気温 16.1℃、
 湿度 29%、
 気圧 1013.9hPa、
 と、ここまでだったら絶好の行楽日和で、“良い日だなぁ、何処かへ行こうか?” となるところだが・・・、
 なにぶんにも風が。
 西の風、8.1m/s。
 これは雲水庵から西北西約 1.7kmのところに在る、当市のアメダス観測地のデータであり、“風” に関しては雲水庵の在るエリアの地勢(河畔)の方がこの数値よりは大きい。
 今も、体感的には風速は10m/s以上ある。

イチゴ-1
葱
【 風除けフェンス内の日当たりの良いところでは、順調に野菜などが育っている。 】

 「風なんか気にしないで出掛けちゃえば良いのに」 と仰る方も多いと思うが、実は、風が強いと “体感温度” が下がるのはご存知だと思うが、
 例えば、きょうの当地の “体感温度” を 「ミスナールの体感温度」 という、ややこしい計算式で計算すると、
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 上の画像のように、5.6℃ となる。 
 ちなみに、今年1月の当地の “一日当たり平均気温は 6.0 ℃(気象庁)だった。 


 ね? 外出するのに、躊躇しちゃうでしょ? 

少しばかり増えた思い出と   ・・・ 桜 ・・・

 昨日、ちょっとした相談があって知人宅を訪れた。
 その知人宅には、接道沿いに十本ほどの桜の古木(ソメイヨシノ)が在り、毎年この時季に成ると道行く人たちの目を楽しませてくれている。

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【 知人宅の桜-1 2011/4/13撮影 】

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【 知人宅の桜-2 2011/4/13撮影 】

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【 知人宅の桜-3 2011/4/13撮影 】

 知人宅に着き、空いているスペースに車を止めて運転席から “その桜たち” を観ると、
 “おっ、少し色付いてきたな。(^∀^)”。

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【 おっ、少し色付いてきたな。 昨日撮影 】

 車から降りて “その桜たち” に近づき、良く観てみると、二・三日前まではまだ堅かった蕾たちが、膨らみ始めて色付いていた。
 「 桜咲く 前より紅気 立ちこめて (山口誓子)” 。

 暖かい日が続けば、今週中にはもう “お花見” が出来そうだ。 
 “ さまざまの こと思ひ出す 桜かな (松尾芭蕉)” 。 


 また今年も、少しばかり増えた思い出と。 

歳のせい?   ・・・  “寒(かん)” が寒すぎる ・・・

 冷え込んだなぁ・・・。
 もう3月も26日だというのに、
AM9時現在の外気温が8.5℃だって。
 先ほど用事で出かけた折に拙家に寄ってみると、
 拙家の前の道路で孫たちが父親と遊んでいた。
 そのときの彼らの服装は “冬” そのもの。
 父親はダウンベストを着、
 “孫チャンⅡ” はフードをかぶって遊んでいた。

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【 服装は “冬” そのもの 】

 “春めいたな” と思うとすぐに寒い日がやってくる。 
 “三寒四温” と言うけど、今年の春は “寒” と “温” の差が激しすぎる。 
 特に “寒” が寒すぎる。 


 拙僧はそう感じているのだが・・・、 
 これって、拙僧の歳のせい? 

きょうはそれよりも   ・・・ 世界気象デー ・・・

 きょうは “国際デー” の一つ、「世界気象デー」 だそうで・・・。
 1950年(昭和25)のこの日、“世界気象機関条約” が発効されて、世界気象機関(WMO)が発足した。

そしてその後、“WMO発足10周年” を記念して、1960(昭和35)年に「世界気象デー」制定されたのだそうで、日本は1953(昭和28)年に加盟をしている。

 と言うことで、きょうは 「世界気象デー」 にちなんで気象に関する記事を。

 きのうのブログで、『今年3月の日々(21日まで)の日平均気温は、昨年と比べて 1・97℃ も低い』 と書いたが、これは拙僧の、“今年の春(3月)は寒い” という体感から、気象庁の当地の日々のデータを調べてみて判った “数値” だった。

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【 今年3月の気象データ(3/1~3/22)  *拡大して御覧ください。 】

 “折角だからもう少し調べてみよう” と思い、きのうのブログをアップした後で気温以外の “降水量”、“風速” などに関するデータも調べてみることに。
 すると、昨年と今年の “あまりにも異なる
3月の様が・・・。
キャプチャ
 今年3月の気象データ(3/1~3/22)  *拡大して御覧ください。 】


 まず降水量だが、昨年の3月(1日~22日)が158mm、今年が47㎜
 なんと、昨年の 30%にも満たない雨しか降っていないのである。

 次に風速だが、
 3/
1日~3/22日の “日最大瞬間風速” の平均値は、昨年と比べて2.8m/sも強く

 気温に関しては(
3/1日~3/22日)
 日平均気温は昨年より 1.89℃低い。

 きのうのブログは “桜の開花” を心配して書いたが・・・、 
 きょうはそれよりも、 

 当地の農業に与える悪影響が心配で・・・。。゜(´Д`)゜。 

無理もない   ・・・ ソメイヨシノ ・・・

 きのう “花のお江戸のソメイヨシノ” が開花したそうで・・・。
 なんでも、今年は全国トップをきっての開花(ソメイヨシノ)だそうだ。
 これは平年よりも5日早い開花だが、実は昨年も同じ日に開花している。

 ちなみに、
 “花のお江戸” のソメイヨシノの開花が
トップになるのは、
 2008年3月22日に名古屋、静岡、熊本と並んでトップになって以来9年ぶりのこと。

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【 ソメイヨシノ 一昨年当地にて撮影 】

 それにしても、当地(静岡)のソメイヨシノはいつ開花するのかなぁ
 さきほど当地のソメイヨシノの様子を観に行くと、下の画像のとおり。
 蕾がまだカチンカチン。 。゜(´Д`)゜。

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【  “花のお江戸” ではソメイヨシノが開花したというのに、当地は・・・ 

 今年の当地にあっては無理もない。 
 今年3月の日々(21日まで)の日平均気温は、 


 昨年と比べて 1・97℃ も低い。 ('A`|||) 

大人なら ・・・ 雨天対策 ・・・

 孫たちが春休みに入り、毎朝 “カアカ” が出勤前に孫たちを雲水庵に送ってくる。
 天気の良い日は “何かと” 外で遊べるので特に問題はないのだが、
 きょうのように朝から雨が降り続いていると少々問題が。
 遊び盛りの子供たちに “家で遊びなさい” と言っても・・・、
 無理だよねぇ~・・・。 (≡ω≡.)

 そこで先ほど “ツタヤ” へ連れて行き、
 「観たいものを探しなさい」 とやってみた。
 孫たちは二人で計5枚の DVD と BL を。

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【 次は本を買って与えようと思うのだが、はたして効果は・・・? 】

 今は雲水庵に戻り、おとなしく観ているけど、 
 その内に多分・・・。 φ(.. )  
 う~ん。早めに幾つかの雨天対策を考えないと。 

 大人なら “雨を口実” に、 
 早目に吞み出せば良いだけのことなのだが・・・。 (* ̄∇ ̄*)エヘヘ 

無くなったものは   ・・・ 春日(はるび) ・・・

 きょうは昨日とは打って変わって “春日(はるび)” に。 \(^o^)/
 連日吹き荒れていた北西の強風にかわり、
 下の画像のとおり、“そよそよ” とした春風がきょうは。 (^◇^)
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 【 風向風速計(直感式):雲水庵 】

 「良い日になったなぁ・・・、太田川提に出てみよう」
 提(つつみ)に出る途中、堤際のお宅の “ツバキ” が拙僧の目を引いた。
 「きょうは良い日になったね!ツバキさん、すっごく綺麗だよ。('▽'*)ニパッ♪
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【 混植なのか?接木なのか? 赤とピンクが春陽に映えて・・・。 】

 堤に一歩足を踏み込んだ途端に、それまで川面で遊んでいた?カワウの大群が拙僧の履いている下駄の “カラン” というカン高い音に驚き、一斉にバシャバシャと水音を立てて上流に逃げていく。
 「ゴメンゴメン、驚かしちゃったな。きょうはノンビリと春日を楽しんでよ~。(⌒∇⌒)
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【 画面が途中で切れていますが、左右にはまだこの3倍以上の連隊が。(゚Д゚≡゚д゚)エッ!? 】
 
 春陽が注ぎ、“いつもの春” と変わらない “春日” ではあるが・・・、
 昨年末の提敷の改良工事で、堤はアスファルト舗装され、雑木や草花は伐採処理。
 堤の緑は無くなってしまった。
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【 無くなったものは “緑” だけではない・・・ 】

 今までの春ならこの景色に、 
 道の両側にあった雑木や草花たちが 
 鮮やかな彩を添えてくれていたのだが・・・。 

 無くなったものは他にもある。 
 ツクシや草花を摘む子供たちの、 
 
 声と姿も・・・ね。 。゜(´Д`)゜。 

どう成っちゃったんだろう?   ・・・ 冬並み ・・・

 先月末には、
 “もう春の気配が” とブログに書いたが・・・、
 その後の当地は、ほとんどの日は北西の強風が吹きまくっていて、
  “春の気配” はどこかに。
 ただ花を観ると、花が返す陽の光には “春の気配” が感じられるのだが・・・。
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【 今朝撮りです。】

 しかしきょうも当地は強風が吹きまくっていて、屋外に出れば大寒気温は “冬並み”
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【 GIF動画を初めて作ってみました。午前10時頃の当地の風の様子です。】

 いったい、 
 どう成ってるんだろう? 


 今年の春は。 

どうせなら   ・・・ きょうからもう三月 ・・・

 “早いねぇ、きょうからもう三月だよ”
 当地では、梅や桜(河津桜)は既に開花。
 草木も生気を増し、日々、周辺の景色が “色付いて” きている。
 “たしかに春の始まりを感じるなぁ・・・、
 たしかに・・・、三月の風情だな。”

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【 椿:城南宮(京都市伏見区)にて 2016/3/2 】

 そう言えば、昨年の今頃(2/29~3/2)は京都に。 
 今年は二月の寒波のせいで、“少し出遅れ” てしまった。φ(.. ) 
 “そろそろまた京都へ!” ('▽'*)ニパッ♪ 


 でも折角だから、もう少し待とう。 
 どうせなら、春休みに孫たちとね。 (´▽`) 

忙しくなるぞ!   ・・・ 南西の風が定まれば ・・・

 昨日のブログで、
 「例年なら、もうとっくに風は南西寄りに変わっているが、今年はいまだに “北寄り” の強い風が吹いていて一向に “春の陽気が立たない”。」と書いたら・・・、
 今朝は緩やかな風が。
 しかも風向は南西に。( ^ω^)オオッ!

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【 きょうは緩やかな南西の風が。(画面右が北、手前が東、∴南西の風)】

 天気予報を見ると、今日も明日も風は穏やかで、南寄りの風とある。
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【 予報とは異なり、当地は午前中から既に南西の風が。】

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 きょうの夕方は一時的に南東の風に変わるようだが、
 明日は再び南西の風に戻るらしい。
 南西の風が定まれば、陽気は一気に春めく。

 いよいよ当地も “春の陽気立ち” か? 
 春の陽気が揃うと忙しくなるぞ! 


 先ずは “50+” を調べよ~っと。 ('▽'*)ニパッ♪ 

例年なら   ・・・ 風向 ・・・

 昨日の午後、拙僧夫婦が内孫三人を連れて車で移動中に、
 「ジイジ、あれって梅?」 と “孫クンⅠ” が訊いてきた。
 車道と歩道を分けるように、ところどころに “河津桜(かわずざくら)” が植栽されていて、開花が盛りを迎えていた。
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【 河津桜が “ほぼ満開” に。 走行中にスマホで。 ブレブレで m(__)m。】

 さすが小学三年生にもなると、花木への興味も育ってきたようだ。
 拙僧は、「今咲いているから梅かな?って思っちゃうけど、あれは “河津桜” っていう名前の桜で、梅と同じ時季に咲くから間違え易いよね。静岡県の河津町ってところで60年位前に発見された桜だよ。」 と簡単な説明を(見分け方は、あとで花の写真を見せて・・・)。

 続けて 「もう春って近いよね!?」 と “孫クンⅠ”。
 「そうだなぁ、まだ一週間以上はかかるかなぁ・・・」 と拙僧。
 ついに今年は、孫と季節や花木の話ができるようになった。 ('▽'*)ニパッ♪

 既に当地は光線も、気温も、大気(霞み)も、春と言える状態だが、一つだけ “春に成っていないもの”  がある。それは “風向” だ。
 いまだに毎日 “北寄り” の強い風が吹いている。
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【 一向に変わらない風向に “業を煮やして”、10日程前から風向観測を。右:北 】

 例年なら、もうとっくに風は南西寄りに変わっているのだが・・・。 
 変だなぁ・・・、とにかく風が “西か南西寄り” に変わらないと、 

 当地に “春の陽気” は立たない。 。゜(´Д`)゜。 

ノンビリ気分の春探し   ・・・ 雨水(うすい) ・・・

 きょうは24節気の 「雨水(うすい)」
 一年を24の節気に分けたそれぞれの節気を、初候、次候、末候の三つの季節に分けたものが “72候(24節気×3季節)” である。

 ちなみに 「雨水」 の節の中には、
 初候:土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)季節、
 次候:霞始靆(かすみはじめてたなびく)季節、
 末候:草木萠動(そうもくめばえうごく)季節、
 の三つの季節がある。
 「雨水」 の意味は、 陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり(暦便覧」 ということなので、「雨水」+「初候」+「次候」+「末候」 の意味を “一括り” にすれば、
 『春の兆しが立つ頃』 とでも言ったところか。

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【 春の兆しが・・・。 拙家のバラ 】

 実際、最近の当地は光が明るくなり、気温があがって霞みがかったりしている。
 風も、ここ三日間で北寄りの強風から西寄り・南西寄りに変わってきている。
 きょうの天気図をみれば、いよいよ当地にも “春一番(南寄りの強風)” が期待できそうである。

 さぁ、もうすぐ春ですよ~! 
 拙僧は毎年体験しているけど、 
  “ノンビリ気分の春探し” って、 

 ついつい夢中に成っちゃって、
 実に楽しい。 v( ̄∇ ̄)v 

それよりも   ・・・ 得体の知れない物 ・・・

 朝起きると晴天。しかもきのうよりも更に風が治まっている。
 当地にあっては、二日続きの “穏やかな好天” は最近では珍しい。
 “良し、きのうの撮影ポイントへ行って確かめてみよう!”
 きのうのブログに書いた、富士山を撮影したデジタル画像に写っていた “得体の知れない物” がきょうも “写り込むのか?” 確かめに出掛けた。


【 元画は昨日のブログ画像を拡大してご確認下さい。m(__)m 】
キャプチャ1
【 拙僧も友人たちも “後” だという結論だが・・・。】

キャプチャ2
【 友人の中には “人” に見えると言った人も。】

 雲水庵を出て周りの景色を観ると・・・、
 “んっ? は・る・が・す・み・・・?”
 やがて拙僧の車は遠方が見渡せる小高い場所を通過。
 “ダメだコリャ!”
 “春霞?” がかかり、数キロメートル先の小笠山さえ “霞んで” 観える。

 そしてきのうの撮影ポイントへ到着。
 富士山を探すと、“う~~~っすら” とした富士山が。

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 【 富士山を確認しやすいように撮影サイズ(デカいです)のまま貼っておきます。】

 残念だがきょうは霞んでいて、あの “得体の知れない物” の確認は出来なかった。
 って言うか、きょうも存在しているのか?いないのか?
 まぁイイや。いずれその内に何か判るだろうから。

 それよりも、
 春霞んできたし、
 そろそろ、

 春探し! 
 春探しだよ~!  (⌒∇⌒) 

何だろう?   ・・・ 面白くなってきたなぁ ・・・

 今朝起きるといつになく風の音が聞こえない(但し正午前には強風が復活)。
 しかも快晴のようだ。
 玄関から出て風を確かめると弱風
 気温はそれほど上昇はしていない。昨日並みの気温か?
 “この天候なら富士山が・・・”。
 時季的には、きょうのような天候の場合には、そろそろ “春霞” がかかりだして “冬富士” の見納めの時季である。
 “この冬最後の富士の姿を・・・” と、カメラを持って出かけた。
 いつものポイントで撮影し、次にそのポイントから南へ1kmほど下った場所で何枚か撮影をした。
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【 注意して良く観れば、その「?」が確認できると思います。】

 上に貼った画像がその内の一枚だが・・・。
 雲水庵に戻ってPCに取り込み、それぞれを確認してみるとその内の一枚に、
 “んっ?何かぼんやりと映っているが何だろう?
 現像ソフトで各機能を駆使してその物体を強調編集し、更にMAXまで拡大してみると、
 空中に一直線に張ったロープのようなものが画面を横断して映っていて、その中央やや右部分には函体らしき物体が確認できた。

 何だろう?
 こんな何十Km?何百Kmもの長さのケーブルカーなどあり得ないし、途中に中継支柱すらない。
 それにあんなところにケーブルカーの施設はないし・・・。
 今まで観たことも無い物だ。
 今のところ全く見当がつかない。

 若しかしたら静岡大学が研究している
 “宇宙エレベーター” の実験機? 
 まさか・・・、だったらロープは上下だものなぁ・・・、


 よし!調べて絶対に正体を明かしてやる!! 
 へへへ、面白くなってきたぞ! ヾ(=^▽^=)ノ 

“南風” に変われば   ・・・ イチゴの花 ・・・

 先週の水曜日(2/8)が穏やかな一日だったものの、
 その前もその後も当地は強風が吹きまくっている。
 勿論今も北風がゴーゴーと音を立てながら・・・。
 でもここ数日の全国的寒波は昨日が “底” だったようで、きょうは “強風さえ吹いていなければ” そこそこ過ごしやすい気温なのだが・・・、とにかく強風が。 ε=ε=(;´Д`)

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【 愚妻が育てているイチゴ。 最近 “花” を着け出しました。 】

 そんな “強風やら寒波やら” の最近の気候だが、 
 その中に在って最近イチゴの苗が花を着け出した。純白で小さく、可憐な花である。 
 “こんな気候でも春を感じ始めているんだなぁ・・・” (′∀`) 


 今吹き荒れている北風が、“南風” に変われば “春一番” 。 
 多分もうすぐだね! 春一番。 (^∀^) 

二人の会話   ・・・ 陽光 ・・・

 深夜に就寝したことから目覚めたのは午前10時頃。
 窓から入ってくる光から快晴であることが伺えた。
 昨日までの、ゴ~ゴ~と “うなり” のような音を立てて吹き下る北風の音も聞こえない。
 玄関を出てポーチに置いてある椅子に座り一息つく。

 “陽光が変わったなぁ・・・(´∀`) ”
 玄関ポーチ脇に置いてある鉢植えの花の返す光が、
 今までになく鮮やかに目に射す。

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【 最近はいつもスマホ撮り。記事にある “鮮やかさ” が表現できてません。m(__)m 】

 お茶を入れて持って来てくれた愚妻に話しかけた。
 “きょうは陽光が明るく感じるな!”
 “ホントに急に花の色が鮮やかになったよね。(^_^)ニコニコ ” と愚妻。


 毎年この時季に “さりげなく” 交わされる、
 “お約束” の二人の会話である。

起こしてしまおうか   ・・・ 雨 ・・・

 穏やかで “春日そのもの” だった昨日とは打って変わり、
 きょうは雨、しかも気温が4~5℃も昨日より下がってしまった。

 きょうは何しよう?何処か出かけても雨だし・・・、寒いし・・・。 。゜(´Д`)゜。
 などと迷っていると、次女から愚妻のスマホに、
 「今から遊びに行って良い?」 というメールが。
 当然愚妻は 「OK!」 と返信。

 “よしよし、これで孫クンⅠとⅡをからかって遊べるぞ!(^_^)ニコニコ ”
 愚妻と二人、首を長くして一行の到着を待っていると30分程して雲水庵に到着
 車を止め、玄関を開けた次女が開口一番に、
 「ごめん!二人とも車の中で眠っちゃった。('A`|||)」

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【 「ごめん!二人とも車の中で眠っちゃった。('A`|||)」 】

 どうせすぐに目を覚ますだろうと思い、
 “良いよ良いよ、その内に目を覚ますだろうから、隣の部屋に寝かせておけば。”
 などと、余裕?の返事をし、寝かせたのだが・・・。
 それから一時間半が経過したが、いまだにお二人はスヤスヤと。 ・゚・(ノД`;)・゚・

 ・・・、かくなるうえは、次女と愚妻に判らない様に二人を起こしてしまおうか・・・。 
 どうしよう? 迷うなぁ・・・。 


 ・・・決めた! 起こす!! (* ̄∇ ̄*)エヘヘ 

穏やかなこと   ・・・ 立春 ・・・

 きょうは立春。そろそろ春の気配が現れてくる時季である。
 日本の季節を72の季節に分けた “72候” は立春から始まるので、きょうが初候初日、新年の始まりの日である。
 ちなみに72候ではきょうから8日までの五日間を、「東風凍を解く(とうふう こおりをとく)」 季節としている。

 “だから” という訳でも無いだろうが、
 きょうの日和(ひより)の穏やかなこと・・・。 (´∀`)
 昨日まで吹き荒れていた10数m/sの強風は一体何処へ???

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【 実に穏やかな日です。 富士山が霞んで観えますがお判りでしょうか? 】

 午前中に買い物に出た折、あまりの日和の良さに太田川提に車を止め、暫し一休み。
 川面ではたくさんの水鳥たちが穏やかな日を楽しんでいた。
 ほとんど無風に近いので、水面に水鳥たちが移動した軌跡が長い水紋となって伸びる。
 遠くには富士山が薄っすらと。

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【 富士山が霞んで観えるけど・・・、春霞?かなぁ・・・。 】

 確かにきょうは穏やかな “春日” だが、
 昨日のような寒く冷たい日がまだ来るんだろうなぁ。 (≡ω≡.) 
 でも、もう少しの我慢だね! 

 ナンてったって、
 きょうは “立春” だもの。 (⌒∇⌒) 

寒い日が続いているけど   ・・・ 節分 ・・・

 きょうは “節分”
 “節分” と言えば、我々現代人は “豆撒き” “恵方巻” の影響からか? “2月の習慣” と思っている人も多いかもしれないが、“節分” とは各季節が始まる日の前日のことを言うので、実際には立春、立夏、立秋、立冬の前日全てが “節分” となる。

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【 今年の恵方は、「壬(みずのえ:北北西微北)」 だそうです。 】

 ただし2月の節分は、一年の始まりとしての意味を持つ “立春” の前日であることから、昔から特別な “節分” として扱われてきたようだ。
 「鬼を追い払い、福を迎えて新年(春)を待つ」 という意味から、“豆撒き” の習慣が始まったとか。
 拙僧がこのブログに良く書く “72候” も、きょうが一年の末日で、明日は “立春初侯” となる。

 いよいよ明日から “春” かぁ・・・、
 まだまだ寒い日が続いているけど、


 でも、もうすぐだね、陽春の到来。(^∀^) 

頼む!   ・・・ 強風 ・・・

 全くもって気が滅入ってしまう。
 連日、太田川を下る北風に・・・。
 雲水庵は河川沿いにあるので、北風を “まともに” 受けてしまうのだ。
 風速5~6m/s位の風ならともかく、連日10m/s以上の風だ。
 特に昨日の朝から現在までは鎮まることなく15m/s前後の風が・・・。

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【 強風を画像で表現するのは難しい。でも、実際はとんでもない強風なんだけど・・・。 】

 台風の風なら数時間もすれば弱まるが、
 この冬型高気圧(の風)は居座ってしまうので始末が悪い。
 こんな日が続くと、
 建物への風の被害が心配でどうしても外出を控え気味に。
 連日蟄居を強いられ、拙僧は日々不機嫌に。

 頼む!
 雨が降ってもいいから、


 この強風が止んでくれ! 。゜(´Д`)゜。 

うん、良いかも!   ・・・ 大寒 ・・・

 きょうは二十四節気の “大寒”
 文字通り “寒さが最も厳しい” 時季で、暦便覧(天明8年)には、「冷ゆることの至りて 甚だしきときなればなり。」 と “大寒” の意味が記されている。
 だからという訳でも無いだろうが、三日間ほど続いた当地の好天は “曇り” に変わり、10℃を超えていた外気もきょうは7℃前後に下がってしまった。
 二十四節気とは別に、一年を72の季節に分けた “七十二侯” では、きょうから24日までの五日間を 「款冬華さく(ふきのとう はなさく)」 季節としている。
 蕗(ふき)は樺太にも自生していて、厳寒に強い植物
 そんな蕗にしてみれば、本土のこの時季は花を咲かすのには “丁度良い季節” なのかも知れない。

蕗の花
【 蕗の花 】

 とは言えこの時季、寒いよね人間には。
 そう言えば・・・、そろそろ愛知産の蕗がスーパーに出る頃では?
 浜名湖のプリプリ牡蛎と愛知県のシャキシャキ蕗を、卵で綴じてみたらどうだろう。


 うん、良いかも! 
 お~い母さん、今夜は・・・。 

大寒波   ・・・ ハイレゾ音源 ・・・

 寒波に見舞われた三日間、ブログを休刊してしまいました。 m(__)m
 この三日間の当地の平均気温は 2.7℃。
 しかも連日15m/sを超す強風が。
 「寒波が来る」 とTVで知り、「そんな時に外で遊んでいたら体調を崩すくらいのもの・・」 と、初日(1/15)から “蟄居” を決めた。
 実は “蟄居” したのにはもう一つの理由が。
 以前から、「しっかり情報を集めて勉強してみよう」 と思っていたことがあった。
 それは、以前このブログで記事にした 「ハイレゾ音源」 のことである。

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【 ハイレゾ機器のマーク。「ハイレゾ」 とは 「ハイ・レゾリューション(high resolution)」 の略です。】

 レコード(アナログ)と CD(デジタル)の違いは解る。
 では、CD(デジタル)と ハイレゾ(デジタル)ではどんな違いが?
 ・・・そうか、良く解った。

 じゃあ、ハイレゾ音源と言われる物にも WAV や FLAC、DSD、 AIFF、ALAC などの形式があるようだが、どんな違いが?
 ・・・ふ~ん、確かに視聴してみると DSD形式の音は柔らかく繊細で、拙僧は好きだな。

 だったらハイレゾ音源って、PCで作れるんじゃないの?
 なるほど・・・、ソフトを使えば CD(16b・44.1kHz) 音源を ハイレゾ音源(例えば24b・192kHz) に作り替えることは出来るんだぁ~(ただし疑似的に)。 (゚∀゚)アヒャヒャ
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【 ハイレゾ対応オーディオプレーヤー 】

 ふ~ん、面白いじゃんハイレゾって! 
 え~と、ハイレゾ音源を聴くには対応機器が必要になるが・・・、
 聴くなら機器はコンポが良いな・・・、
 コンポで全部そろえると “如何ほどに?”。
 贅沢を言えばキリがないし、セコイ妥協は後悔の素だし・・・。

 寒波の “さなか”、拙僧はハイレゾに燃えて気持ちはホットに。
 そして寒波が去り、今朝は風もなく好天で、心身共にホットである。


 しかし今度は、拙僧の “懐” が大寒波に見舞われそうで。 (^_^)ニコニコ

なにもそんなに   ・・・ 寒の入り ・・・

 きょうは24節気の “小寒(しょうかん)” で、 “寒の入り” とも言う。
 きょうから2月4日の立春までを “寒” と言い、一年で最も寒い季節の始まりの日が、きょうの “寒の入り” である。
 また、一年を72の季節に分けた “72候” では、きょうから9日までの五日間を “芹乃栄う(せり さかう)” 季節としている。
 芹と言えば、明後日の7日は “七草粥(ななくさがゆ)”
 一年で最も寒い時期にあって “栄う” 芹にあやかり、“寒を健康に乗り切ろう!” という昔の人たちの思いが “七草粥” の芹には込められているのだろう。

nanakusa

 寒の入りかぁ~・・・、
 きのうまでは暖かくて穏やかだったのに、
 きょうは寒いうえに強風が。 (´Д⊂)   
 きのうより 4~5℃は冷え込んだのでは?
 なにもそんなに、

 暦どおりに冷え込まなくても・・・ (;´Д`)   

で、今日は正月二日   ・・・ そして拙僧は拙宅で ・・・

 実に穏やかな新年の幕開けだった。
 雲一つない
 波は静まり、平らかな
 空と海が初茜(はつあかね)に染まり、やがて初日が顔を出した。
 初日の出2017である。

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【 初日の出2017 】

 昼になっても風はなく、快晴で暖かな元日。
 日の暮れには鮮やかな夕焼けが。

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【 鮮やかな夕焼けが 】

 こんなに穏やかだった元日はあまり記憶がない。
 きっとみんな良い年に成るね。ヾ(=^▽^=)ノ

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【 今日も元日同様に快晴で穏やかな日だが・・・ 】

 で、今日は正月二日。
 今日も元日同様に快晴で穏やかな日だが・・・、
 孫たちは両親とカアカの実家に、
 愚妻は同窓会で浜松へ、
 そして拙僧は拙宅で、ひとり酒を呑んでいる。


 うん、実に静かで穏やかな正月だ。 。゜゜(´□`。)°゜。

イヤイヤ、拙僧夫婦が   ・・・ 孫チャンⅡ ・・・

 今朝は8時から “孫チャンⅡ” を預かっている。
 女の子ではあるが “男勝り” の “元気印” だ。
 もう真冬の寒さだというのに、朝から “水イタズラ”
 「ジイジ、撃っちゃうぞ!」 と、散水栓のノズルをピストルに見立てて拙僧に水を掛けようとする
 “こらっ!” と拙僧が反応すると、ホースを引きずって逃げ、“通り(接道)” に駆けだそうとする。
 それを追っかける愚妻
 朝から愚妻と二人で “孫チャンⅡ” に振り回されている。 (′∀`)(^∀^)

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【 早朝から水遊びをする “孫チャンⅡ”。 早朝で陽が低いので、拙僧の影がスマートに。 】

 風邪やノロが流行ってきたというのに、
 今日一日こんな調子で外で暴れられたら
 風邪をひいてしまわないか心配だなぁ・・・。 φ(.. ) 


 “孫チャンⅡ” が?
 イヤイヤ、拙僧夫婦が。 。゜゜(´□`。)°゜。

冬が来たね!   ・・・ ふるき落ち葉の ・・・

 最近は空気が乾いてきたせいで、当地から観る富士山がクリアーに。
 “冬、ならでは” の綺麗な富士である。
 木々は枯葉を落し始め、やがて “冬木立” に。

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  家をめぐり ふるき落ち葉の 上に落ち葉 (長谷川 素逝) 

 冬が来たね!
 うん、冬だね!
 気が付けば、明々後日は “正月の事始め”。



 知らず知らずのうちに・・・、
 今年も

一足早く   ・・・ 冬木立 ・・・

 昨夜の天気予報ではきょうは “晴れ” だったが、今朝に成って起きてみると曇っていて寒い朝に。
 外からは “ゴーゴー” という強い風の音が。
 外に出て確かめると、冷たい北風が “ゴーゴー” と。
 そうか、昨日から “朔風(さくふう)葉を払う” 季節(72候)だものな・・・。

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 朔風とは “北風” のこと。
 冷たい北風が木々の葉を払い落とす頃だ。
 やがて木々は幹と枝だけの “冬木立” に

DSC_0141

 ところで、愚妻が旅行に出掛けていて拙僧は何かと不便。
 朝飯は残っていた白米を “おかゆ” にして凌いだが、昼はどうしよう?
 それから晩酌と夕飯は?

 まいったなぁ~、拙僧が一足早く
 “冬木立” に。 。゜゜(´□`。)°゜。

冬は夜   ・・・ 炬燵 ・・・

 昨夜ついに、
 雲水庵に炬燵(コタツ)が。

 昼は暑いくらいの気候だが、夜から深夜、そして朝方にかけてかなり冷え込むようになったので、愚妻が昨夜 “夜なべ” をしてセットしてくれたものだ。

 「冬はつとめて(早朝)。雪の降りたるはいふべきにもあらず」 と清少納言さんは言っているが、降雪が殆ど無い当地(遠州地方)の人に言わせれば、「冬は夜」 である。
 炬燵に入って暖まりながらの食事。炬燵に入って暖まりながらの談笑
 そして何よりも “酒好き” の拙僧にとっては、炬燵に入って暖まりながらする晩酌は格別であり、小さな幸せを感じるひと時である。

こたつ開き2016
【 昨年の炬燵開きには無かったアイテムが一つ 】

 で、今年の “炬燵開き” には、昨年の炬燵開きには無かったアイテムが一つ
 “孫クンⅢ” 用のベビーベッドである。

 産後の里帰りで暫く雲水庵にいたが、先週帰ってしまった。
 また、来ないかなぁ~、
 炬燵に入って暖まりながら、“孫クンⅢ” を傍らに寝かせてする晩酌。


 「冬は夜」。特に今季は、
 「冬は夜」 である。 

そろそろイイね!   ・・・ 嵐山 ・・・

 きょうは今年の24節気では 「立冬」
 木々の葉が落ちだし、肌を刺すような冷たい風が吹きだす季節の始まりである。
 また一年を72の季節に分けた “72候” では、今年はきょうから11日までの五日間を 「山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)」 季節としている。

椿
【 ツバキ 】

 ただし “山茶(つばき)” と読ませてはいるが、実際は “山茶花(さざんか)” のことを言っている。
 だから 「山茶花(さざんか) 初めて 開く」 というのが正しい。

山茶花
【 さざんか 】

 立冬か・・・、
 山茶花も良いが、そろそろ紅葉が。


 嵐山・・・、そろそろイイね。

今夕は   ・・・ 秋は夕暮れ ・・・

 「春はあけぼの」、「夏は夜」、
 そして 「秋は夕暮れ」
 ご存知 “清少納言” の書いた “枕草子” の一節である。
 今まさに “秋” であり、「夕暮れ」 の風情を楽しむ季節であるが、意外にもこの秋の風情が好まれるようになったのは清少納言が生きた時代(966年頃~1025年頃)以降のことのようである。
 “意外にも” と書いたが、実は 「古今和歌集(905年)」 には “秋の夕” について詠んだ歌が殆ど無いのに対し、「新古今和歌集(1205年)」 の中には 「秋の夕暮れ」 という言葉で終わる歌だけでも13首もあるのだ。
 意外では?
 当然だが、「古今和歌集」 から 「新古今和歌集」 までの300年の間に、“急に日本の秋の夕暮れが綺麗になった” という訳ではない。
秋の夕暮れ-1
【 昨夕(10/29)の太田川の夕暮れ 】

 では、何が変わったのか?
 仏教は “末法(法滅)思想” から “鎌倉新仏教” へと変わる時代。
 社会制度は “貴族社会” から “武家社会” へと変わる時代だった。
 と書けば、大体何が変わったのかは想像がつきますよね。

 「新古今和歌集」 の中に 「三夕(さんせき)の歌」 という “秋の夕暮れ” を歌った名歌三首がある。

 (361)「さびしさは その色としも なかりけり 真木立つ山の 秋の夕暮れ」 (寂蓮)
 *どの色って訳でも無い。寂しさを感じさせてくれるのは。秋の夕暮れの真木の立つ山を観てそう気付いた。

 (362)「心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ」 (西行)
 *秋の夕暮れにシギが川を飛び立つ情緒風情は、世を捨てた自分にも感じられるものだ。

 (363)「見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」 (藤原定家)
 *ふと見渡してみると、春の花も秋のモミジも無い。秋の夕暮れの漁師小屋。
 (注)訳は拙僧の勝手なものです。m(__)m

 この三首に代表されるように、「新古今和歌集」 の時代には “さびしさ” や “あわれ” が詠み込まれている。
 300年の間に、和歌を詠む視点が “目” から “心” に変わっていったのでは?
 鎌倉初期に活躍した歌人であり随筆家でもある “鴨長明” がこう言っている。
 「秋の夕暮の空の景色は、色もなく、声もなし。いづくにいかなる趣あるべしとも思えねど、すずろに涙のこぼるるがごとし。これを、心なき者は、さらにいみじと思はず、ただ眼に見ゆる花・紅葉をぞめではべる。」
 まさに 「侘び・寂び・幽玄」 の世界であり、武家文化・仏教文化の精神である。

秋の夕暮れ-2
【 昨夕(10/29)の太田川の夕暮れ 】

 「秋は夕暮れ」
 そうか・・・、今夕は、

 心で 「秋の夕暮れ」 を観てみよう。 
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